シアリスの副作用

シアリスの副作用は比較的軽いものです。最も起こりやすいものは、顔のほてり、むかつき、頭痛および消化不良です。シアリスの副作用で、ごくまれにまぶた、目痛、結膜の充血、光がまぶしい、色が変化して見えるなど、一時的に眼に影響が出る方もあります。従って、網膜色素変性症の方は、シアリスの服用は絶対禁忌です。他にシアリスの服用でまれに起こる副作用としては、背筋痛.筋肉痛.鼻血等です。

また、めったにありませんが、シアリスの服用により長時間による勃起で痛みを伴う場合があります。もし 4時間以上勃起が続くようならば、すぐに病院へ行ってください。性行為の最中、もしくはその後に痛みがある場合、ニトロ系の薬は服用しないでください。それ以外の痛み止め薬ならば大丈夫です。シアリスは血圧を下げる作用があり、ニトログリセリンなどの硝酸剤と併用すると血圧が下がり過ぎるので危険です。

また、シアリスとの併用で、悪影響のでる方としては、不整脈、低血圧または高血圧症の方、 硝酸剤/一酸化窒素(NO)供与剤を服用中の方、脳梗塞、心筋梗塞、心筋梗塞や心不全を患った経験のある方、ニトログリセリン系の薬または心臓病を治療する薬を服用している方、肝臓障害、末期腎不全患者、不安定狭心症、遺伝性網膜変性症の既往歴のある方、網膜色素変性症の方などが認められています。

このような症状で治療中の方は、医者と相談して服用を検討することをお勧めします。いずれにしても、シアリスの服用に当たっては医師、薬剤師の説明を十分に受け、製品を正しく理解したうえで用法用量を守って自己責任においてご使用ください。